| CTは一言で言えば、X線の吸収の差を用いて体の横断像を撮影する装置です。乳がんのリンパ節転移、肺転移、および肝転移がもっとも詳しく分かる検査です。乳がんの乳房の中での拡がりも分かります。以前は、横断面のみの情報しかえられませんでしたが、マルチスライスCTの出現により立体像や、任意断面像を得ることが可能となりました。本センターでは、16スライスCT シーメンス社製の最新機種を導入しております。放射線被曝はありますが、非侵襲的(切ったり、刺したりしない)かつ短時間に非常に詳しい検査が可能です。これが最大の利点です。痛みをお持ちの方や、狭い場所が苦手な方でも検査時間が短いため検査を受けて頂けるケースが多いです。検査は、通常、仰向き(乳腺の検査は場合によっては、うつ伏せ)に寝台に寝ていただき、トンネルの中を移動しながら撮影を行います。検査中は、なるべく動かないようご協力をお願いします。マイクを通していつでも会話ができますので、安心して検査をお受けください。検査部位によっては、息を止めて検査する場合があります。また、さらに詳しい検査をするため造影剤を注射して検査します。喘息やヨードアレルギーがある人は、造影剤なしで検査します。造影剤なしでも、乳がんのリンパ節転移、肺転移、およびリンパ節転移の有無は判明します。検査時間は撮影部位により異なりますが、おおよそ5分から15分程度です。 |